ジェルネイルは素晴らしいアートやデザインの選択肢を数多く提供していますが、様々な用語が関わってくるため、初めての方にはややこしく感じるかもしれません。このガイドでは、複雑な用語をわかりやすく説明させていただきます。
ジェルネイルはいくつかの方法で分類されます。その一つが、アセトンに浸したコットンで「ソークオフ」できるかどうかです。
ソークオフジェルネイル:
アセトンで落とすことができるジェルネイルを指します。ソークオフジェルはソフトジェルと同義語として使用されます。
ソークオフできないジェルネイル:
ソークオフできないジェルネイルは、ハードジェルと呼びます。ジェルを削り取ることでのみオフが可能です。
ジェルネイルを分類するもう一つの方法は、その硬さです。
ソフトジェル:
ソフトジェルは、文字通り最も柔らかいジェルネイルの種類です。ハードジェルと違って、アセトンでソークオフできるため、落とすのが簡単です。
ハードジェル:
ハードジェルはその強度で知られており、エクステンションに最適です。長持ちするネイルアートにぴったりの選択肢ですが、オフする際に削らなければならない点が、不便に感じる方もいるかもしれません。
セミハードジェル:
ソフトジェルとハードジェルの間の強度を兼ね備えており、自爪の補強に最適。また、トップジェルとして使用することでツヤと強度を持たせることができます。パーツやストーンなども取れにくくなります。
ジェルポリッシュ:
ジェルポリッシュは他のタイプのジェルよりも薄く、通常、最大2週間ほどもちます。
ソークオフジェル=ソフトジェル、ソークオフできないジェル=ハードジェルと覚えておきましょう。
海外で、ジャパニーズジェルネイル(Japanese Gel Nail)と言う時、通常は日本で作られたソフトジェルネイルを指します。アメリカでは、日本製のネイルはその優れた品質で知られており、VetroやAgehaのような日本のネイルブランドが人気です。
ジェルポット:
小さなポットや瓶に入っており、ボトルジェルよりも一般に厚みを出すことが出来るジェルです。
爪への塗布にはジェルブラシが必要です。ジェルポットは、使用するブラシを選べることやボトルジェルよりも強度があるため、プロに好まれます。
ボトルジェル:
通常のネイルポリッシュのように、ふたにブラシが付いたボトルに入ってるジェルです。ジェルポットよりも薄く、均一で簡単に塗ることができます。通常のネイルポリッシュの使いやすさとジェルの耐久性を求める人に理想的です。
硬化:
UV/LEDランプを使用してジェルを硬化させ、液体から固体へと変化させるプロセスです。
ベースジェル:
ジェルネイルを施術する際、最初に塗るのがベースジェルです。 ベースコートというこの最初の層は、カラージェルがしっかりとネイルに密着するようにするためと自爪を保護するためには必須の工程です。ポリッシュの持ちを良くし、色彩を美しく映えさせる滑らかな下地を作り出します。また、爪の状態に合わせて使い分けることができる様々なタイプのベースジェルがあります。
ノンサンディングベースジェル
通常のベースジェルを塗布する際に必要な工程のサンディング(ジェルの保ちをよくする為、爪の表面に軽くやすりをかけること)をしなくても密着度に優れたベースジェル。自爪が薄い方や痛みの激しい方におすすめです。
ピールオフベースジェル
除去する際に削ったりアセトンを必要としない、剥がせるタイプのベースジェルです。自爪への負担をなるべくかけたくない方や、2、3週間程度の短いだけしかネイルができないといった方におすすめのベースジェルです。
カラージェル:
ベースジェルの次に塗る、色をつけるためのジェルです。通常2度塗りすることでムラのないカラーを塗ることができます。
トップジェル:
ジェルネイル施術の最後に仕上げとして塗るトップジェルは、強度を出し光沢のある仕上がりになるのが特徴です。剥がれや、退色を防ぎ、ジェルネイルを長持ちさせます。
ノンワイプトップジェル:
UV/LEDランプで硬化した後、未硬化ジェルを残さないタイプのトップジェルです。、硬化後にアルコールやクレンザーでネイルを拭く必要がない為、プロセスがより迅速になります。通常のトップコートと同じく光沢と保護の特徴に加え、便利さが利点です。
ボンダー:
ジェルが爪にしっかりと密着することをサポートする高粘着性の製品です。腐食性のない成分で作られており、安全に使用できます。ボンダーには、ベースコートとPHボンドの種類があります。
プレプライマー(またはディハイドレーター(油分、水分除去剤)):
プライマーの前に使用するアイテムで、爪表面の油分や水分を取り除く働きがあります。ジェルネイルが密着しやすくなり、仕上がりやもちがよくなります。
プライマー:
ベースコートの前に爪に塗布し、ジェルの密着力を高めるためのものです。酸性タイプと非酸性タイプの2種類があります。酸性プライマーは、爪表面に微細な穴を開けることでジェルの密着を助けます。一方、非酸性プライマーは腐食性が少なく、爪とジェルの間に強力な結合を作ることで、まるで両面テープのように機能します。
ビルダージェル:
ビルダージェルは、その高い粘度によって、エクステンション(長さだし)をしたり厚みを出したりするのに適しています。
これで以上です!このガイドが、ジェルネイルを学習する際のご参考になることを願っています。これからも疑問や質問が浮かぶかもしれませんが、そのためにJ Flow Nailでは、これから輝くネイリストのために、様々なリソースやコースを準備しています。新しいガイドのリリースを楽しみにしていてください。そして、最新の情報をお見逃しなくチェックしてくださいね!